委員会質疑3
☆「大阪の近年のクルーズ客船の動向」について
国土交通省の発表によると2018年の大阪港に寄港したクルーズ客船及び乗下船客数は45隻84,000人と前年2017年の50隻68,000人に比べると隻数は減少したものの客数自体は増加しています。
ここで注目すべきは10万総トン以上の大型クルーズ客船の寄港です。
2015年には6隻であったが2018年には15隻と増加しており、2019年は予定だけでも既に23隻の寄港が決まっています。
大阪はG20サミット、大阪・関西万博。IR誘致などこれからもインバウンドの増加に伴い、クルーズ客船の需要の増加も見込まれます。
しかし、老朽化・狭隘化が課題となっている天保山客船ターミナルのターミナル機能の拡張整備が喫緊の問題であり、昨年のおこなった公営・準公営事業決算委員会で、私が民間活力導入によるPFI手法を用いた事業者選定を要望した結果、来年度のPFI手法を用いた事業者募集の実施が実現しました。
同決算委員会で指摘した通り、PFI事業者に求める事業範囲の改善によって、民間事業者が参加しやすいよう公募内容を改めて実施します。
事業選定がうまくいけば、2022年度末には、新しい客船ターミナルがオープンします。