先日、北九州市と福岡市に視察に行ってきました。

北九州市ではコンパクトシティについての取り組みを視察。なかなか居住地を集約するのは難しいですね。

福岡市では外国人からの留学生の多くが東京や海外に就職先を求めるということで企業と留学生をつなぐための取り組みである九州グローバル人材活用促進事業を視察。これを大阪でも同じで多くの学生が東京に行ってしまう。

興味深く先進的だったのは起業家支援です。これは海外の方でも日本に参入しやすくするためにビザを緩和するスタートアップビザ（外国人創業活動支援事業）、元大名小学校を利用した起業家支援施設を集約しSTARTUP CAFEを視察、ここはFukuoka growth nextの運営、企業を巻き込んだ福岡地域戦略推進協議会（FDC)は観光・スマートシティ・食・人材・都市再生の部会があり産学官民が一体となって福岡を核に九州、さらには近隣のアジア諸国との連携を図っており、事業性のあるプロジェクトを推進しています。これらの事業推進が企業・福岡市などの協賛で成り立っているということです。

実際に東京で起業しようとしていた海外の起業家がFDCの誘導で福岡で起業したそうです。そして民間の方々が一様に言うのが福岡市のスピードが速いと。市長をはじめ公務員の方々が難しい問題に対しても真摯にスピーディに対応してくるとのことでした。逆に民間がついていくのが難しいこともあるそうです。起業することは熟考も大切ですがそれ以上にアイデアを誰よりも早く具現化したものが成功するという理念が民間より官の方が強いと感じました。

Fukuoka growth next          https://growth-next.com/

福岡地域戦略推進協議会　http://www.fukuoka-dc.jpn.com/

最後に同施設内のawabarで1杯飲んで帰阪しました。