イタチごっこ
街中でもなんかさっと動物が横切ったと思ったらイタチだったことありませんか?
こどもなんかは見慣れない動物なので喜んだりしますが、
自宅に住み着かれてはやっかいです。
イタチは胴長短足ですばしっこくわずか3cmの隙間でも通り抜けることが出来ます。
主食はネズミですが、ドバトや昆虫も食べます。最近では人間の食べ物も食べるようになっています。
イタチが天井裏の断熱材をほぐして巣を作り、子育てをしているという報告が増えています。
大阪市の健康福祉センター、動物管理センター分室、区保健福祉センターには
*足音がうるさい
*尿や分の臭いがひどい
*食料品を荒らしまわる
などの苦情がよくあります。
でも許可なくイタチ(野生鳥獣)を捕獲することは法律で禁止されているのです。
まずは試してください!!
イタチを住家から「におい」や「煙」で追い出しましょう。
○ 市販の動物用忌避剤や木酢液など臭いのするものを直接、散布するか、紙玉(新聞紙をピンポン玉くらいに丸めたもの)に浸し固くしぼったものを撒く。
○ ダニやゴキブリ用の燻煙剤を天井裏などで焚く。ノミ、ダニ、ゴキブリも除去できます。
燻煙剤には医薬品に指定されているのものがあります。使用にあたっては使用上の注意等をよく読んでご使
用ください。
それでも、出て行かないときは、
やむをえず捕まえることになりますが…
○ その場合、かってに捕まえることなく、必ず事前に、動物管理センター分室(動物愛護相談室)
【TEL:06-6978-7710】
に御相談ください。
動物管理センター分室では状況をお伺いして、必要であると判断した場合、申請に基づき、捕獲の許可をしています。
捕獲と捕まえたイタチの処分(放獣)については、申請者にしていただいておりますので、
ご理解ください。
また、動物管理センター分室では、イタチの捕獲器を貸し出しています。申請時にお問い合わせください。
(台数に限りがありますので、順番をお待ちいただくこともあります。)
「イタチごっこ」とならないために(最後の仕上げ)
一度、あることは二度あります。
また、イタチがすみ付くことのないよう、自宅や倉庫などを点検し、イタチが侵入しそうな穴等を金属たわしや金網などで塞いでください。
(イタチは3センチ四方の穴から出入りできるといわれています。)
大阪市健康福祉局、大阪市動物管理センター分室、 区保健福祉センター